バスケットボール女子のWリーグは17日、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、9月開幕予定の20-21年シーズンは東西2地区のカンファレンス制を採用し、原則として他地区への遠征を行わないと発表した。

4月に発表されたプランは12チームによる2回戦総当たり(各チーム22試合)だったが、変更後は各地区6チームによる4回戦総当たり(各チーム20試合)に変更され、レギュラーシーズンはすべて同一カンファレンス内での対戦となる。プレーオフは各地区の上位4チームで争う。

Wリーグでカンファレンス制が敷かれるのは初めてで、東地区には12連覇を狙うENEOS(旧JX-ENEOS)のほか、富士通、シャンソン化粧品、東京羽田、日立ハイテク、新潟の6チーム。西地区はトヨタ自動車、トヨタ紡織、デンソー、三菱電機、山梨、アイシンAWの6チームに振り分けられた。

観客来場の可否については国の方針に従いつつ、収容可能人数の5割程度に制限する方向で調整中。

各チームの代表者で構成されるリーグ運営部会を軸に、選手の意見も反映させるべく各チームの主将で構成されるキャプテン会議も開くなどしたうえで決定に至った。