バスケットボールB3リーグ・ベルテックス静岡の松永康太社長(36)と選手5人が17日、静岡市役所静岡庁舎を訪れた。

新型コロナウイルス感染症対策としてインターネットで行った「エールオークション」の収益45万3905円を市に寄付した。地域貢献の一環として、ガード大石慎之介(32=沼津市出身)ら選手の発案でオークションを開催。使用済みユニホームやシューズなど34点をネット上に出品し、完売していた。ガード大沢歩(29=静岡市出身)は収益金について、「静岡のファンが協力してくれたおかげ」と感謝した。

田辺信宏市長(58)は謝意を述べ、来年2月13~14日に静岡市中央体育館で行われる東京八王子ビートレインズ戦の観戦に誘われた。「新アリーナ建設のムードを高めるために、もっと強くなってほしい」と期待した。【倉橋徹也】