B1新潟アルビレックスBBと新潟を拠点に活動するアイドルグループNGT48が、地域貢献のためのパートナーシップを結んだことが21日、明らかになった。

NGT48劇場で行われた「NGT48　今後の活動に関する発表会」で公表された。B1新潟の今季開幕戦の横浜戦（10月3、4日、アオーレ長岡）にNGT48がゲスト出演するなどのコラボ計画を立てている。NGT48の1年9カ月ぶりのシングル「シャーベットピンク」が22日、発売される。

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新潟を盛り上げるため、バスケとアイドルがタッグを組む。B1新潟の今季開幕は10月3、4日のアオーレ長岡での横浜戦。そこにNGT48がゲスト出演する。8月下旬には長岡市内の小学校、保育園を選手とNGT48のメンバーが訪問し、バスケ教室、ダンス教室などを行う予定でいる。

この日は練習のため発表会に選手は不参加だったが、PG柏倉哲平（25）とSF林翔太郎（24）がビデオで登場。「NGT48の皆さんとイベントができることを楽しみにしています。一緒に盛り上げて行きましょう」とNGTメンバーにメッセージを送った。

NGT側も楽しみにしている。昨年12月に本間日陽（20）、富永夢有（18）らがアオーレ長岡でのホーム戦に2度ゲスト出演。本間は「昨年応援できてすごくうれしかった」、富永は「会場のアットホームな雰囲気が印象に残りました」。小学生時代にバスケ経験のある寺田陽菜（16）は「子どものころから観戦していた。一緒に活動できるのが楽しみ」。ニューシングル「シャーベットピンク」でセンターを務める藤崎未夢（19）は「アルビレックスさんと一緒に新潟県を盛り上げていきたいです」と笑顔を見せた。

年間を通してお互いが応援しあう関係を作る。B1新潟の藤田耕一営業本部長（37）は「選手にはNGTさんのファンもいて楽しみにしている。お互いの特徴を生かしたい」と話した。NGT48の運営会社「フローラ」の岡田剛社長は「試合会場や劇場を通して、それぞれのPR活動ができればと思っている」と今後の展望を描いた。今回のコラボを、スポーツとエンターテインメントが1つになって、県内を活性化させる1歩目と位置付けた。【斎藤慎一郎】