NBAウィザーズの八村塁(22)が29日(日本時間30日)、シーズン再開を目前に控え、オンラインで取材に応じ「チームとしても良いコンディションになってきている。(練習試合を)3試合戦ったことが、次の試合に生かされると思う」と手応えを口にした。

31日のサンズ戦を皮切りに計8試合を行い、逆転でのプレーオフ進出を目指す。

エースのビールらが不在のなか、八村は再開前に組まれた練習試合3試合すべてでチーム最多得点をマーク。1試合あたりの平均得点は17・3得点。好成績を挙げている要因、「NBAのスペーシング(選手間の距離)に慣れてきたことが、数字に出てきている」と自己分析。プレー中の視野も広がったことで、「どういうところで攻め、ファウルをもらうかなど、(プレーの選択に)余裕ができてきた」とうなずいた。

練習中に接触して右目が充血した状態が続いているが違和感はないという。「見た目は腫れているように見えるが、視野などは問題ない」と強調した。