ウィザーズの八村塁(22)が真新しい、とっておきのシューズを履いて再開戦に臨んだ。

右足と左足でデザインが異なる斬新なナイキ製「エアジョーダン34」は、八村のルーツであるベナンと日本をそれぞれモチーフとした特別仕様。この日、米国や日本などに配信された中継では、八村の足元にクローズアップした映像が挟まれるなど、注目度の高さがうかがえた。

八村はナイキを通じ、「このシューズは両方の文化をうまく捉えていると思う。これまで一緒にいろいろなことを乗り越えてきた家族を表現するもので、私が頑張れるのも家族がいるから」と述べていた。再開戦では、シューズ越しに家族の愛情を感じながら、チーム最多の21得点をマークした。

大のシューズマニアとして知られる八村は、シーズン中断中に自宅を公開した際、30足以上のシューズがずらりと並ぶ“靴専用”のクローゼット部屋を披露。シューズに対するこだわりを熱く口にしていた。