8月1日、F1第4戦イギリスGPの予選が行なわれ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。通算91回目。

チームメイトのバルテリ・ボッタスが好調な滑り出しを見せたのに対し、マシンの挙動に苦しんだハミルトンはQ2でスピンを喫しセッションを赤旗中断させる場面もあった。しかしQ3では立て直して2回のアタックともに僚友ボッタスに大きな差を付けてポールポジションを掴み獲った。

「3位とは大きなギャップだったけどそれは関係ない。最後までバルテリ(・ボッタス)が最大限にプッシュしてくるし、風向きがあちこちで変わってマシンが不安定になり大変な予選だった。予選はアタックランのたびに自身を積み重ねて行くのが全てなのにQ2でスピンを喫してしまったしね。でもQ3では1回目、そして2回目のランとタイムを伸ばして行けてよかったよ」

レッドブル・ホンダは前戦で苦しんだ不安定なマシン挙動が大きく改善したものの、マックス・フェルスタッペンが1.022秒差の3位につけるのがやっとで、アレクサンダー・アルボンは12位でQ2敗退となった。

(米家峰起通信員)