日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事(67)は2日、中止となっていたA代表合宿を28日から東京・ナショナルトレーニングセンターで行う予定であると明かした。コロナ禍によりこれまで5月、7月、8月(1日~)と3度の合宿が中止となっていた。

理事会後、取材に応じた銭谷氏は「コロナの状況が収まればやりたい」と感染対策を十分にした上で実施する方向だ。現在日本代表朴監督やコーチ陣は各所属を周りながら、選手の状態をチェックしているという。

また12月の全日本総合は無観客で行う予定で、開会式前のレセプションや、公式会見などは行わない。9月まで中止が決定したワールドツアーについては「世界バドミントン連盟(BWF)の決定に従う」とし、現時点では10月にデンマークで行われる予定の男女国・地域別対抗戦「トマス杯・ユーバー杯」での参加を検討している。入国などの問題もあるが、銭谷氏は「やるとなれば(選手を)派遣したいと考えている」と話した。