日本ラグビー協会は24日、同協会公式マスコットに「レンジー」が決定したことを発表した。

19年W杯日本大会の公式マスコットとして活躍。ペアでは「レンジー」と呼ばれるが、白い髪の方が親の「レン」で、赤い髪は子の「ジー」となっている。

日本協会は初めて公式マスコットを採用し、今後はラグビーの普及活動やイベントで起用していく。

森重隆会長は「レンジーが、ジャパンラグビーのために舞い戻ってきてくれたことを、とてもうれしく思います。レンジーは、愛情と試練の物語として日本人に長く愛されている歌舞伎の演目『連獅子』から着想を得て誕生したと聞いております。レンジーが大切にしているチームプレー、勇気、フェアプレーは、ラグビーにとって欠かせない価値であり、弊協会はその大切さをラグビーに関わる全ての皆様に、強く発信していきたく考えています」とコメントした。

◆レンジー 古来より幸福を招き、邪悪を退ける聖獣とされてきた「獅子」が、ラグビーの5つの価値(品位、情熱、結束、規律、尊重)と出あって生まれた。生まれた場所は不明で日本のどこか。ボールパスやトライ、拍手、ハイタッチ、握手などの動きが可能。うれしいことがあると髪をぐるぐる回したり、レンジーダンスを踊る。