世界ランキング9位の大坂なおみ(22=日清食品)が、元世界女王で同27位のビクトリア・アザレンカ(31=ベラルーシ)に1-6、6-3、6-3で逆転勝ちし、2年ぶりの優勝を果たした。

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-コロナ禍でツアーも中断され、世界も大変な状況だったが、どんな期間だったか

大坂 18年の全米に優勝してから、テニスのことばかりで、休む暇もなかった。だから、この自粛期間は、いろんなことを考える機会を与えてくれた。とても大事な期間だった。

-その成長がテニスに生きたか

大坂 もちろん。例えば、今日の試合。最初はほとんどだめだった。でもファイトしたし、戦いたかった。そして優勝できたのも、自分が成長して多くのことを学んだから。

-7枚のマスクの犠牲者家族はとても感謝していた。彼らに会いたいか

大坂 もちろん。この経験を通して、私は多くのことを学んだ。いろんな話や経験を分かち合いたいと思っている。

-お祝いのメッセージがたくさん届いている

大坂 一番うれしいのは、いつも両親からのもの。今朝は、ママから届いた。優勝する度、私は両親を幸せにしたいと思っている。

-どうやって祝うか

大坂 過去2回は、うまく祝えなかったと思うので、今回はもっとちゃんと祝いたい。この先、たくさん4大大会に優勝できると思うので、その時は、もっとうまく祝えるといい。