女子バスケットボールWリーグのシャンソン化粧品は19、20日のアウェー東京羽田戦で、今季の開幕を迎える。14年ぶりに監督復帰した名将・李玉慈(イ・オクチャ)氏(68)の下、チームを引っ張るガードの小池遥主将(25)が、日刊スポーツの電話インタビューに応じ、意気込みを語った。

コロナ禍による自粛後、チームは4カ月間で守備面を中心に強化を図った。特にリバウンドでのブロックアウトは、ハードな練習を重ねてきた。新チームの実感を、小池主将は「監督に細かく教えてもらった。最初の頃に比べて、監督の求めるプレーを私たちがさらに理解し、体現できるようになった」と手応えを感じている。

オフ期間の対外試合は3試合しか組めず、そこで露呈したことは「3点シュートの決定率が良くなかった。退団した本川紗奈生と谷村里佳の穴も埋めきれていない」と、攻撃面には課題が残った。

初戦に関して「相手は日本代表の本橋菜子を軸に攻めてくるはず。私がしっかりマークして簡単には得点させない」と強気だ。チーム目標のリーグ4強へ、勝ち星を重ね、プレーオフ進出を決める。【倉橋徹也】