午前から行われていた男子フルーレは、日本代表主将の松山恭助(23=JTB)と、大会2連覇を狙う永野雄大(21=中大)が決勝進出を決めた。男女6種目の優勝決定戦は26日に行われる。

松山は初戦で中村太郎(法大)を15-5、2回戦でも鈴村健太(法大)を15-5で下して準決勝へ。そこでも藤野大樹(DENSO岩手)を15-4で快勝して決勝に駒を進めた。

永野は初戦で薗田嶺太(フェンシングアカデミー)に15-2で圧勝し、準々決勝は大石利樹(山九)を15-10で振り切った。準決勝では今大会注目の高校2年生、飯村一輝(京都・龍谷大平安)と対戦。ここまで12年ロンドン五輪団体銀メダリストの三宅諒(フェンシングステージ)と国内ランキング1位の敷根崇裕(ネクサス)に勝ち上がってきた飯村を、序盤から圧倒して15-5で退けた。

午後は女子サーブルが行われる。【木下淳】