4輪ドリフト大会「FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)」第3戦(日刊スポーツ新聞社後援)は20日、福島・エビスサーキット西コースで単独走行2回採点の予選を行い、山下広一(52、JZX100マーク2)が95点の1位で21日の決勝に進んだ。アンドリュー・グレイ(42=スコットランド、レクサスRC)が94点の2位で続いた。

先月末の第2戦(滋賀・奥伊吹モーターパーク)でも予選1位の山下は「単走優勝、また取りたいなと思っていた」とニンマリ。それでも、浮かれたところはなく「明日がある。気合を入れて、良いものが見せられるように頑張る」21日の決勝に向け、気を引き締めた。

2年連続5度目の年間王者を目指すグレイはホームコースで安定感を見せた。3位は今季好調の高橋和己(29=BMW E92)で91点。32台が進んだ決勝トーナメントは、2台ずつ先行、追走で入れ替わって2回走り、採点される。