全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長(63)が24日、男子66キロ級で東京オリンピック(五輪)代表を争う丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(パーク24)との新旧世界王者対決を期待した。

当初、12月のグランドスラム(GS)東京大会が最終選考会の予定だったが、コロナ禍の影響で中止に。全柔連は同時期にワンマッチを行う方針を示している。都内で取材に応じた山下氏は「人生は思い通りにいかないことの方が多い。条件は同じだし、世界で勝てる選手はどんな状況でもコンディションを調整できる。心配してない」と話した。