新型コロナウイルス流行後、東京オリンピック(五輪)競技の屋内・対人種目では初の全日本級として開催されている大会の決勝が26日に行われる。ABEMA(AbemaTV)が生中継。男子フルーレの配信予定時間、対戦カード、予選後のコメントは以下の通り。

<第4試合>

【午後2時49分】男子フルーレ

松山恭助(23=JTB)-永野雄大(21=中大)

松山「自分自身を表現することが今大会の目標。それができれば優勝できると思っている。五輪とかW杯とか全く考えず、この全日本という大会だけに集中している。8割方、永野選手が決勝に上がってくると予想していた。昨年の全日本では彼に負けた。タイミングが独特な選手でアタックが非常に強く、手首も柔らかい。リラックスした状態から剣を投げてくるような速い動きなので、何も考えずに守備すると止められなくなる。しっかり対策したい。準決勝は足がつっただけで、お恥ずかしい。久々の試合で、緊張や場内の暑さなど外的要因が大きかったのかな。決勝は大丈夫、全く問題ない」

永野「予選は自分のペースで戦い切れた。前日も、調整しないで普通に練習した。試合でも同じことができるよう、体に染み付けるために。その作業をしたのが大きかった。決勝には、松山選手が8割ぐらい来るだろうなと思っていた。過去も負けている方が多い。勝てたらいいけど、まあ2連覇は『できたらいいかな』くらいの気持ちで。自分のベストを尽くして松山選手とぶつかりたい。向こうのペースになってしまうと点が取れないので、守備を打開する策を試合までに準備したい」

【木下淳】