9月26日、F1第9戦ロシアGPの予選が行なわれメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

予選Q2では赤旗に阻まれタイムを記録できず敗退寸前となったハミルトンだが、終了1秒前に最後のアタックを決めてQ3に進出し、Q3では他を寄せ付けない圧倒的なタイムアタックでポールポジション獲得を決めた。ただし決勝スタートタイヤを決めるQ2でソフトタイヤを使わざるを得ず、ミディアムタイヤでスタートする僚友バルテリ・ボッタスに対して戦略面では不利に立つ。

「これまでで最悪の予選だった。かなりドキドキで恐かったよ。アタック1回目はコースオフしてしまい、新品タイヤに履き替えてアタックしたら赤旗だ。ソフトタイヤでのアタックもあまり良くなかった。ここはスリップストリームが効くから、明日の決勝スタートだって決して楽ではないだろう」

レッドブル・ホンダは金曜の不振から立て直してマックス・フェルスタッペンが2位。アレクサンダー・アルボンは10位に終わり、アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが9位、ダニール・クビアトが12位となった。

(米家峰起通信員)