ラグビーワールドカップ(W杯)開催1周年を記念した静岡県主催イベント「RUGBY in ECOPA,again」が27日、袋井・エコパスタジアムで開催された。会場入り口に、アイルランド戦での逆転トライシーンのモニュメントが建立された。そのモデルになった元日本代表・WTB福岡堅樹(28=パナソニック)がゲスト出演。トークショーで「ここ(エコパ)でのあのトライから、日本チームの歴史がスタートした」と感慨深く振り返った。

イベントではヤマハ発動機の選手らがプレーのデモンストレーションや「親子ラグビー教室」を行った。親子47組が教室に参加し、子供らは福岡のようなダイビングトライや、ラインアウトなどを体験した。大戸裕矢主将(30)は「W杯熱が続いている」と余韻を味わっていた。