バレーボール元女子日本代表の大林素子さんが2日、Vリーグ初のスコートユニホーム導入した1部の姫路を大絶賛した。1部全12チームの選手が集まったオンライン会見で司会を務めた大林さんは、会見に参加した貞包里穂主将(24)に

「よくぞやってくれた」とエールを送った。

スコートユニホームは、テニスやゴルフで着用する選手が多い女性用のボトムス。12年ロンドン・オリンピック(五輪)銅メダルを獲得した女子日本代表監督の真鍋政義球団オーナー(57)がイタリアやブラジルで競技を視察した際、2~3チームがスコートを着用していたのを見たことがきっかけ。「イタリアとブラジルの選手が、美しく、強く感じた」と採用に向けて動いた。

大林さんは「1989年ぐらいに日立でプレーした時にレオタードはやったんです。その前に練習でスコートを使ったところ、選手から大反対でなくなったので。『よくぞやってくれた』と思いました」と絶賛した。

レギュラーシーズン22試合中4試合で着る予定。気になるのはいつ着るのか。主将の貞包は笑みを浮かべ「内緒です」と言葉少なげ。ファンクラブ向けに着用試合予想キャンペーンを実施すると発表しており、17日の開幕戦から注目を集めそうだ。

【平山連】