慶大2年の佐藤翔馬(19)が、本命種目の200メートル平泳ぎに出場した。予選5組4レーンで登場して、前半を1分1秒85でターン。先頭を一度も譲らないで、全体トップの2分10秒34をマーク。決勝に進出した。

2日の100メートルでは自己ベストを連発して優勝。決勝では大会新の59秒55をマーク。五輪派遣標準記録59秒21が視野に入る好記録だった。「(来年4月の)日本選手権では100メートルでも200メートルでも代表になりたい」と2種目での五輪出場を宣言。自己ベスト2分7秒58の200メートルに向けて「後半で落ちないで、32秒台でラップをまとめて2分6秒台を出したい」と話していた。