女子の菊池純礼(24=富士急)が、1000メートルで3年ぶり4度目の優勝を飾った。

前日の500メートルも制し、2冠を達成。決勝は最終カーブで内側を突いて先頭に立とうとしたが、姉の悠希(30=ANA)ともつれ、転倒しながらゴール。姉は失格となった。2冠を果たした24歳は「接触があったのでもっとクリアに抜かないといけない。500メートルで波に乗れて、トップスピードは成長を感じた」と課題と収穫を口にした。スピードスケートとの二刀流で、次戦はロングトラックの全日本距離別選手権(23~25日、長野市)に照準を合わせる。「追い込んでスピードでもベストパフォーマンスを発揮したい」。男子1000メートルは、吉永一貴(中京大)が優勝した。