秋田ノーザンハピネッツが京都ハンナリーズに90-71で勝利し、チーム新となる開幕3連勝を飾った。開始直後から4連続シュートで一気に9得点を奪い、第1クオーター(Q)を27-19とアウェーでも大暴れ。前半を12点差で折り返した。

後半も勢いは止まらない。C・コールビー(30)がチーム最多21得点を挙げ、古川孝敏(32)も17得点と活躍。古川は「自分たちが機能しているか、していないかが大きなポイント。昨シーズンはミスを突かれて、負けることが多かった。1試合を通してパフォーマンスを出し続けるために、当たり前のことやっていきたい」と冷静に振り返る。

今節からコロナ禍の影響で出遅れていたハビエル・カーター(29)、新加入のアレックス・デイビス(28)の両選手が合流。カーターは11得点、チーム最多10リバウンドでダブルダブルをマークし期待に応える。前田顕蔵ヘッドコーチ(38)は「試合の中で波があったので、精度としては良くない」と、今季最多の90得点にも満足なし。今季のハピネッツは、ひと味ちがう。