関西学生アメリカンフットボールで昨季学生王者の関学大・大村和輝監督(49)が、5年連続の甲子園ボウル出場を誓った。12日、開幕戦(17日、王子スタジアム)を前に、大阪市内で監督会見が行われた。

大村監督は、鳥内秀晃前監督からチームを引き継ぎ、今季就任した。だが、新型コロナウイルスの影響で、4月から活動を自粛。6月下旬から練習を再開も、全体練習は9月中旬頃からやっと開始した。

プレーの精度など仕上がり具合は、例年と比べて50%としたが、「コロナを言い訳にしない。うまくいかなかったときの逃げ道にするのはかっこ悪いので。学生で1番を目指すのは大前提」と語った。

今季は一発勝負のトーナメント戦。初戦は18日に同大と対戦する(王子スタジアム)。監督としての初陣に「1戦必勝でやる。同大は非常にきちんと考えてやってくるので、対応が難しい。同大のことだけ考えている」と目前の試合を見据えた。【南谷竜則】