17日に開幕するバレーボールのVリーグでは、選手たちのユニホームにも注目だ。女子1部の姫路がVリーグ初の「スコート」を取り入れるなど、新しい試みも出てきた。
正式種目に採用された64年東京オリンピック(五輪)から現在に至るまで、ユニホームはどんな変遷をたどってきたのか-。
長年開発に携わってきたミズノの協力を得て、これまでの足跡を振り返る。
【取材・構成=平山連】
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1964年(昭39)の東京五輪で初採用されたバレーボールで、金メダルを獲得した女子代表は、無類の強さを誇り「東洋の魔女」と呼ばれていた。
宿敵ソ連との決勝はスポーツ中継番組では歴代1位の視聴率(66・8%)。今なお語り継がれる名場面だ。