世界水泳連盟(FINA)と一線を画す賞金総額605万ドル(約6億6550万円)の競泳国際リーグ(ISL)は14日(日本時間15日)、2季目の競技日程を正式発表した。10月16日から11月10日まで予選リーグが行われ、世界各国の10チームが4試合ずつを戦う。上位4チームの準決勝は同14日~16日、上位2チームの決勝は同21、22日に行う。開催地はすべてブダペストとなった。

ISLは昨年、ウクライナの富豪グレゴリシン氏が創設。観客がより楽しめるように競泳としては珍しい団体戦を採用している。出場選手の大半が五輪、世界選手権出場経験者でメダリストも多く参戦。本来はツアー形式の大会だが、今年は新型コロナウイルス感染症対策のために、ブダペストで集中開催する。大会期間中は、各国選手が合同練習を行って、競技力の向上に図ることもできる。

今季は五輪2大会連続2冠の北島康介氏(38)がGMを務める「東京フロッグキングス」が初参戦。女性問題に揺れる瀬戸大也(26)は不参加となったが、主将の入江陵介(30)萩野公介(26)松元克央(23)大橋悠依(24)青木玲緒樹(25)長谷川涼香(20)ら日本代表クラスが出場する。

東京フロッグキングスの予選リーグ日程は以下の通り。

第1戦=10月24、25日

第2戦=10月30、31日

第3戦=11月5、6日

第4戦=11月9、10日