16年リオデジャネイロ五輪柔道女子48キロ級銅メダルの近藤亜美(25=三井住友海上)が16日、現役引退を発表した。

自身のツイッターを更新し、「私、近藤亜美は競技生活を引退することを決断致しました。今までの沢山の応援、サポートに心から感謝しています。ありがとうございました。振り返るとキリがない程濃い20年間、いい人生でした」とつづった。

リオ五輪後は、ライバルで東京五輪代表の渡名喜風南(25=パーク24)らと争ったが、右膝靱帯(じんたい)損傷などの影響もあり低迷した。昨年11月の講道館杯体重別選手権では初戦敗退し、「これが今の実力。この結果を受け入れないといけない。正直、何が正解か良く分からない」などと話していた。同12月のグランドスラム・大阪大会では5位だった。この日、発表された講道館杯(10月31日~11月1日、千葉ポートアリーナ)の出場は辞退した。