18年に男子部員5人で再出発した小樽潮陵は4強で散った。同校OB佐藤幹夫監督(59)が率いる強豪札幌山の手との対戦前には、2年生7人が背中に「潮陵タックル祭」とマジックで書いて、チームの士気を高めた。

17年ぶり白星だった15日北嶺戦では緊張で満足いくプレーではなかったが、この日は得点こそ大差も相手FW陣に押し負けない強さを発揮。掛端太郎主将(3年)は「体を張って死に物狂いでやり切った」と話した。