国際スケート連盟(ISU)は16日、来年2月のフィギュアスケート4大陸選手権(8~14日、オーストラリア・シドニー)を中止にすると発表した。同国では、新型コロナウイルスの影響で国境閉鎖が2021年の後半まで続く可能性が取り沙汰されていた。

ISUは14日にもグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(オタワ)の中止を発表している。

今年2月にソウルで行われた4大陸選手権は、男子で羽生結弦(25=ANA)が初優勝し、主要6冠完全制覇「スーパースラム」を達成した。女子は紀平梨花(18=N高東京)が大会史上初の連覇を遂げていた。

また、4大陸の22年大会は中国・天津で、23年大会はシドニーでスライド開催されることも理事会で暫定的に承認された。