川本武史(25=トヨタ自動車)が、日本新連発で優勝した。予選で田中優弥(22=新潟医療福祉大)と競り合いながら、フィニッシュ。同タイムの22秒41で、ともに日本新となった。この時点で、従来の記録22秒49(09年岸田真幸)を11年ぶりに更新した。

迎えた決勝は、号砲から飛び出して、田中から体半分のリードを奪った。タイムは22秒19と予選のタイムをさらに0秒22も更新した。「予選とは違う緊張感で上がったので、タイムが上がったのかなと思う。やっぱり日本記録、自己ベストはうれしい。気持ちいいですね」と振り返った。