クレルモンの松島幸太朗はホームでのパリ戦にWTBでフル出場し、41-27での勝利に貢献した。

チームの一員として確かな存在感を見せた約1カ月ぶりの復帰戦だった。松島は随所に好プレーを披露し、3トライに絡む活躍。連係の深まりを感じさせるタイミングのいいパスが光り「周りを見られ、サポートプレーがいい方向に出た」と納得の表情だった。

攻守で貢献したのは後半27分、自陣ゴールライン前からの速攻だ。相手との間合いをうまく詰めたことで、外側にいた味方がインターセプト。すぐにサポートして敵陣22メートルライン付近でボールを受けると、1回転してマークをかわし、倒れながらのラストパスでトライを演出した。

体の状態も上がっている。痛めている右内転筋の様子を気にしつつも前半11分はゴール前のモールに加わって押し込んだほか、36分にはライン参加して強烈なタックルを恐れずパスをつなぎ、それぞれトライにつなげた。当たり負けしないように体重を5、6キロ増やしたそうで「フランスの環境に合うよう体を調整できた」と手応えをつかんでいる。

FBではなく初のWTB起用に応えた公式戦3試合目。順調に溶け込んでいるのは間違いない。及第点のプレーにアゼマ監督は「まだ100パーセントではないと思う。もっともっと仕掛けていってほしい」と期待を寄せた。(共同)