ドリームマッチが実現した。日本ラグビー協会は21日、日本代表が「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」と21年6月26日にスコットランドで対戦すると発表した。双方がキャップ対象試合と認めたテストマッチとして行われる。

ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドを代表するプレーヤーを集めて4年に1度、編成されるドリームチーム。1888年からの歴史と伝統を誇り、21年は南アフリカ遠征が予定されている。今回の日本代表戦は、その遠征の前にスコットランドのマレーフィールドスタジアム(エディンバラ)で行われるもので、日本代表との対戦は初めてとなる。

日本協会の森重隆会長「格式高いブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと日本代表が対戦できますことを、大変光栄に存じます。ラグビー発祥のユニオンを代表する一流選手によって結成されるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとブレイブブロッサムズの世紀の一戦を、世界中のラグビーファンの皆様にお楽しみいただけましたら幸いです」

日本代表ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ「いつも日本代表へたくさんの応援をいただき、誠にありがとうございます。来年、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの対戦に臨めますことを、非常に楽しみにしております。日本代表選手にとっては、まさに一生に1度の機会であり、私自身も待ち切れません。引き続き皆さまの温かいサポートをたまわりたくお願い申し上げます」

キックオフ時間は決定し次第、発表。チケットは来月3日からブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのウェブサイトで先行販売される予定だ。