日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事(44)が21日夜、理事会後のオンライン取材に応じ、25年の全英代表ライオンズ戦について日本での開催に意欲を示した。

日本協会はこの日、日本代表が来年6月26日にスコットランド・エディンバラでライオンズと対戦することを発表。岩渕氏はこれを受け、「今回を良いステップとして、25年は日本でやりたいとの思いがある」と意欲を見せた。

当初は15年ワールドカップ(W杯)時から交渉を進め、17年の対戦を目指していたという。今回も19年W杯期間中から交渉を続け、8強進出した日本代表の活躍なども後押ししてドリームマッチが実現した。

ライオンズはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの選手を集めて4年に1度、編成される。1888年からの歴史と伝統を誇り、21年は南アフリカ遠征前に日本代表戦が行われる。試合開始時刻は決まり次第、発表される。