米プロバスケットボールNBAが、20-21年シーズンを12月22日に開幕し、来年6月にファイナルを終える日程で検討していることが分かった。23日に複数の現地メディアが報じた。

有力視されていた来月1月開幕案を前倒しし、通常82試合行われるレギュラーシーズンは70~72試合に縮小する方針で、来夏の東京オリンピック(五輪)までに全日程を消化する。実現すれば、日本のエースとして期待される八村塁(22=ウィザーズ)ら各国の代表選手が、五輪会場のさいたまスーパーアリーナでプレーできる道筋が広がる。計画実現には選手会(NBPA)の同意が必要となる。

リーグは当初、12月1日の開幕を目指していたが、コロナ禍の中で二転三転。12月下旬以降にずれこむ可能性が報じられたあと、先月にはシルバー・コミッショナーが「来年1月以降に開幕し、82試合で実施するのが望ましい」と個人的見解を示していた。