Vリーグで初採用したスコートユニホームを開幕戦で着て話題をさらった姫路が、待望の今季初勝利を飾った。

埼玉・久喜市内で行われた埼玉上尾との一戦は開幕戦に続きフルセットにもつれたが、今度は勝利を手にした。昨季3位の難敵に競り勝ち、今季の成績を1勝1敗とした。

姫路は開幕戦で着たスコートユニホームとは異なり、この日はパンツタイプで臨んだ。序盤は埼玉上尾のスパイカー陣の攻撃に翻弄(ほんろう)され、2セット連取された。後が無くなった第3セットで逆襲。主将の貞包ら攻撃陣が奮起し、3、4、5セット目を奪い逆転勝ちを収めた。

チーム最多の19得点をあげた貞包は「キャプテンとしてチームに貢献したい気持ちが強かった」と勝利を呼び込む活躍ができたことを喜んだ。接戦を物にしたことに、中谷監督は「数字上は負けゲームなんですが、勝てたのは選手の頑張り」と選手達をたたえた。

【平山連】