バレーボール日本代表の石川祐希(24=ミラノ)が、アウェーで行われたチヴィタノーヴァ戦に出場。首位ペルージャを勝ち点1差で追う強豪との対戦だったが、0-3とストレート負け。石川はサービスエース1本を含む8得点。

強豪の壁を崩せなかった。1セット目で2位チヴィタノーヴァに5本のサービスエースを許し、勢いに乗せてしまった。ミラノは2セット目で石川のサービスエースで一時同点に追いついたが、最後の1点が取れず24-26。3セット目も粘りを見せたが22-25。石川は「1セットも取ることができなかったので非常に悔しいです」と振り返った。

決定力の差が勝敗につながった。アタック決定率はチヴィタノーヴァ58%に対し、ミラノは45%。石川は「(チヴィタノーヴァの)ディフェンスが良かったですが、それでも決定率を上げなければいけない」と課題を挙げ、僅差になった2、3セット目で決めきる力の必要性を指摘した。

次戦は10月31日(日本時間11月1日)にホームで行われるペルージャ戦。無敗で首位を独走する相手に対し、石川は「1点をもぎ取るスキルをつけて臨みたいと思います」と語った。【平山連】