今年7月にスペインで開催されたフラメンコの国際コンクール「コンクルソ・タレント・フラメンコ」で準優勝した、沼津市出身のプロダンサー・久保田晴菜さん(29)が28日、同市の頼重秀一市長(52)を表敬訪問した。

久保田さんは5人が進んだコンクールの決勝に、アジア人で初めて進出。フラメンコ発祥の地で、本場のプロダンサーらを抑えて世界2位に輝いた。「決勝はトップバッターで緊張したが、感情込めて踊れました」と笑顔。頼重市長は「同じ市民として誇らしく思います。おめでとうございます」とたたえた。

30日には沼津市民文化センターで帰国記念公演「AiRE(アイレ)~風を掴んで羽ばたくとき~」を開催する。チケットの売れ行きも好調で、久保田さんは「多くの方にフラメンコの魅力を知っていただきたいです」と話した。

【古地真隆】