「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の長谷川涼香(20=東京ドーム)が、またもや大量得点を手にした。

得意種目で最初の50メートルで体半分のリード。150メートルまで自身がもつ日本記録を上回るペースでぐんぐん飛ばした。後続を大きく引き離して、自身の日本記録まで0秒42に迫る2分3秒38で1位をゲット。下位4人の選手に大差をつけて10点のボーナスポイントもゲット。1位に与えられる9点と合計で19点を獲得した。同僚の清水も2位に入って、この1レースでかえる軍団は一気に26点をゲット。この時点で総合得点は「LAカレント」を抜いて、4チーム中2位に浮上した。

長谷川は、予選リーグ第3戦の同種目でもボーナスポイントも含めて大量19点を獲得。連戦のISLについて「疲労でタイムが落ちてくることもあるだろうけど、コントロールしたい」と話していた。その言葉通りに、再びビッグゲインをチームにもたらした。

ISLは世界各地の10チームが参加。競泳では珍しい団体戦を採用している。各レースの順位ごとに得点が設定されており、チーム総得点で競い合う。