バレーボール日本代表の石川祐希(24=ミラノ)が、7日(日本時間8日)に行われる古巣パドバとの一戦を前に意気込みを語った。所属チームのユーチュブーチャンネルで流ちょうなイタリア語を駆使して現在の心境などを話した。

ミラノは現在、7試合を終えて5勝2敗で12チーム中3位。攻守に存在感を放つ石川自身も今季序盤の戦いぶりに満足しているようで「ミラノの一員として、ここまでチームとして良い結果を出せていてとてもうれしく思っています」と語った。

昨季まで所属したパドバは勝ち点4でチステルナと並んでの最下位だが、石川に油断はない。「(パドバは)非常に整然としたチームであり、明日の試合では、僕たちはコート上で、最大の注意と積極的なプレーをしなければならないです」。1セット目をどう戦うかが勝敗を左右すると気を引き締めている。

新型コロナウイルスの影響で既に試合延期や不戦勝が出てきている。そんな状況下に石川は「今は、僕たちアスリートだけでなく、誰しもが平和に生きることが難しいです。僕たちは、常に自分たちの生活習慣に注意しなければいけません」。強敵ひしめくセリエAの舞台で好調を維持して戦い抜く覚悟を見せた。【平山連】