同大が完封し、今季初勝利をつかんだ。

3-0の第2クオーター(Q)、近大の堅い守りをランで崩しながら前進。エンドゾーンまで残り1ヤードまで迫ると、RB奥隆太(2年)が飛び込んでTDを奪った。後半は自陣のエンドゾーンまで攻め込まれるも、得点を許さず、無失点に抑えた。

甲子園ボウル(12月13日)出場をかけた10月18日のトーナメント初戦では、関学大に13-55と敗れた。日本一へ上り詰めることはできなかったが、DL竹田佑将(ゆうすけ)主将(4年)は、試合までの3週間のうち1週間はアメフトから離れ、気持ちを切り替えたといい「2週間は戦略を練っていた。日本一へは届かなかったが、このままでは終われないと思った」と言い、負けても腐らずに努力を続け結実した思いを語った。

大学最後の試合は京大戦(29日)に決まった。後に続く後輩に向け「勝つための練習。勝つための準備。そういうのを感じ取ってもらいたい」と願いを込めた。