カーリングの特別大会「稚内市みどりスポーツパークオープン記念」は7日、北海道・稚内市内で2日目が行われた。

男子では平昌オリンピック(五輪)出場の両角友佑らが立ち上げたTM軽井沢が、名寄市役所に13-1で大勝して予選2戦2勝とした。

昨年からは女子の中部電力でコーチも務める両角友は、選手との“二足のわらじ”を履いて過ごす日々について「いまのところ、とくに難しさを感じていない。チーム練習をおろそかにせず、コーチ業もおろそかにせず、平等に時間を割り振っている」。

指導する中部電力も今大会に参加している。前日に白星発進したが、この日は北海道銀行とロコソラーレに連敗して予選1勝2敗に。この日のように、自身がプレーする試合と指導するチームの試合が同時に行われるときには「見てあげられないのでデメリット」としつつも、「(プレーする)チームだけで活動するときに比べ、石(ストーン)の情報が2倍入ってくるようなイメージになる。そういうところはいい方向に働いているのでは」。コーチ業を行うことによる相乗効果も感じているようだった。

大会は男子4チーム、女子3チームが参加。最終日8日は男女の予選各1試合のあと、午後5時から上位2チームによる決勝が行われる。