ビックカメラのエース上野由岐子投手(38)が3安打、14奪三振の完封で2連覇に導いた。

前日7日の準決勝では139球の完投をしていたが、その疲れを感じさせない奪三振ショー。2試合連続で1人で投げきった。5回に1死満塁から工藤環奈内野手の犠飛であげた1点を守りきった。

最終回は1死一、二塁のピンチを迎えたが、2者連続三振でしのいだ。最後にバットが空を切ると、両手を大きく広げた。最後は上野を中心に、マウンドで歓喜の輪ができた。

岩渕監督は「2連覇できたのはたくさんの方々に支えてもらったおかげ。勝ちたい気持ちを前面に出した」と話した。