全国高校ラグビー大会(12月27日開幕予定、大阪・花園ラグビー場)に向けた近畿2府4県の予選が8日、終了した。第100回を記念して設けられた近畿ブロックの代表決定戦(1枠)には、花園優勝経験を持つ2校(大阪は未定。最大3校の可能性)が名を連ねた。
本年度の全国高校大会は従来の51校に12校を加え、63校で実施予定。内訳は第91~99回の各都道府県予選を集計し、参加校数の多い愛知、埼玉、福岡が1枠増。さらには全国9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)に1枠ずつが与えられる。
各都道府県予選の2位校が参加するブロック代表決定戦。近畿では花園優勝6度の天理(奈良)、4度の京都工学院(旧伏見工)の出場が決まった。第1~3地区に分けて予選が行われている大阪は3校でのトーナメントを実施し、18年度の花園を制した大阪桐蔭が駒を進める可能性がある。
◆1回戦
〈1〉天理(奈良2位)-和歌山工(和歌山2位)
〈2〉報徳学園(兵庫2位)-滋賀学園(滋賀2位)
◆準決勝
〈3〉大阪2位-〈1〉の勝者
〈4〉京都工学院(京都2位)-〈2〉の勝者
◆決勝
〈3〉の勝者-〈4〉の勝者
近畿の各府県予選決勝の結果は以下の通り。
◆大阪(11月1日)
〈第1地区〉東海大大阪仰星19-8大阪桐蔭
〈第2地区〉大阪朝鮮高78-0布施工科
〈第3地区〉常翔学園47-7同志社香里
◆兵庫(7日)
関西学院34-10報徳学園
◆京都(8日)
京都成章28-0京都工学院
◆奈良(8日)
御所実19-14天理
◆和歌山(8日)
熊野27-0和歌山工
◆滋賀(8日)
光泉26-19滋賀学園