女子は新潟産大付が新潟商との代表決定戦を74-36で制し、2年連続選手権出場を決めた。

新潟産大付のPG大西こはる(2年)がゲームを組み立て、得点も量産した。新潟商との代表決定戦。両チーム最多22得点を積み重ね、勝利の立役者になった。「自分も攻めて、味方も生かすことを意識した。気持ちで負けないと強気で攻めた」。ドライブでゴール下に切り込み、加点。3点シュートも2本決めた。

佐藤裕幸監督(45)は「ほかの選手と違うリズムを持っている」と大西に期待した。初出場した昨年のウインター杯は1年生ながら全2試合に途中出場。全国大会の雰囲気は分かっている。「インターハイは中止になったけれど、ウインター杯は3年生とできると信じてやってきた」。その全国切符を手にした。昨年は1回戦・酪農学園大とわの森三愛(北海道)戦で大会初勝利(76○68)。今回は全国2勝を狙う。