札幌スキー連盟は12日、来年1、2月に開催予定だったノルディックスキー・ジャンプ男女のワールドカップ(W杯)札幌大会の中止を発表した。

女子が1月9日、男子が2月6日から2日間、札幌・大倉山ジャンプ競技場で試合を開催する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、決定した。同連盟は「諸外国の参加選手、役員並びに国内選手を含めた大勢の大会関係者の安全確保を最優先とし、誠に残念ながら本大会を中止せざるを得ないとの判断に至りました」としている。

札幌大会は男子が1980年1月に初めて開催され、歴史がある。13年が初開催の女子は昨季まで8シーズン連続で行われていた。

1月15日から予定されていた女子の蔵王大会の中止もすでに決定している。