暴行の容疑で逮捕後に釈放された元ハンドボール日本代表の宮崎大輔(39)について、名古屋地方検察庁は12日、不起訴処分とした。弁護人は「暴行の事実が認められなかったことを理由に不起訴になったと考えている」と述べた。

宮崎は名古屋市内のホテルで交際女性の髪の毛を引っ張ったとして暴行容疑で2日に逮捕されたが、女性が被害届を出さず、名古屋地検が勾留請求しなかったことで、翌日に釈放された。

弁護人によると、宮崎本人は暴力を振るっていないと主張し、被害者とされる交際女性も髪の毛を引っ張られるなどの行為を受けていないとしていた。