国際柔道連盟(IJF)は11日、世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴い、年内の主要国際大会を中止すると発表した。 

IJFは10月下旬、グランドスラム・ブダペスト大会(ハンガリー)を再開させたばかり。12月のグランプリ・ザグレブ大会(クロアチア)には、東京五輪代表数人が出場を検討していた。来年1月には、世界ランキング上位者が争うワールドマスターズ大会(カタール)を開催予定。

IJFのマリウス・ビゼール会長は「柔道家の安全が最優先されるべき。苦渋の決断だが、各国政府の感染抑制への努力を尊重しないといけない」とコメントした。