女性アスリートらが競技会場で性的な目的で撮影されるなどの被害が相次ぐことを受け、日本オリンピック協会(JOC)など計7スポーツ団体は13日、「アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行為です」との声明を連名で発表した。

盗撮や悪質な投稿は処罰の対象となりうるとしたうえで、該当すると思われるSNS投稿やウェブ掲載の情報提供を受け付ける特設サイトを設置した。

JOCの山下会長ら各スポーツ団体の代表者はこの日、スポーツ庁の室伏広治長官を訪問し、「アスリートへの動画・写真による性的ハラスメント防止」に関する要望書を提出する。このあと記者会見が行われる予定。