バレーボール女子のVリーグ1部(V1)姫路が、リーグ初の取り組みで注目を集める「スコートユニホーム」を本拠地で初めて着用する。16日、兵庫・姫路市内で行われたイベントで橋本明球団社長が明言し「会場で、テレビで応援してください」と呼びかけた。

着用するのは21日の東レ戦、22日のトヨタ車体戦(いずれも午後1時5分開始、ヴィクトリーナ・ウインク体育館)。両日ともにサンテレビでの生放送が予定され、元日本代表の竹下佳江前監督(現球団副社長)が解説として登場する。

これまでテニスやゴルフなどで用いられてきた「スコート」を、姫路は元女子日本代表監督の真鍋政義球団オーナーの発案で今季から採用。イタリアやブラジルで競技を視察した際に選手がスコートを着用していたのを見て「美しく、強く感じた」という。

今季はレギュラーシーズン22試合中4試合で着用予定とし、初披露となった開幕戦の日立戦(10月17日)はアダストリアみとアリーナ(茨城)での開催だった。

現在、チームは5連敗中。1勝6敗で12チーム中11位となっている。選手が「スコートを着ていることで、いろいろな人が見ることになるので良い機会」「短パンよりも動きやすい」「他のチームが挑戦しないことをするのは刺激的」などと語る“勝負服”で、本拠地2連戦を戦い抜く。