米プロバスケットボールNBAのウォリアーズは19日、クレイ・トンプソン(30)が右足のアキレス腱(けん)を断裂し、12月22日に開幕する今季の出場は絶望的になった。チームは公式ツイッターで「トンプソンは昨日、南カリフォルニアでの練習中にケガを負った。20-21年シーズンもプレーができない見通しとなった」と投稿した。

トンプソンは19年6月のNBAファイナルのラプターズ戦で左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、それ以来、復帰していなかった。それだけに19-20年に続き2シーズン連続でプレーできないことになる。

11年のドラフトで全体11番目に指名されたトンプソンは、シューティングガードとして大活躍。5度のオールスターと3度のNBA王者に輝いており、8シーズンで615試合に出場し1試合平均19・5得点。3ポイントシュートの成功率は41・9%を誇っている。

また、昨シーズン前には5年総額1億8990万ドル(約199億円)の大型契約を結んでいる。