18年ピョンチャン・オリンピック(平昌五輪)代表の郷亜里砂(32=イヨテツク)は37秒99で2位だった。13日の帯広大会では、国内大会では5年ぶりに同五輪金メダルの小平奈緒(34=相沢病院)を下した。この日も同走で序盤から競り合ったが、0秒03及ばなかった。

「最後のコーナーから直線にかけて、気持ちが先行してバタバタしてしまった。後ろから奈緒さんの迫りを感じた。気持ちを抑えて滑れば、タイムももう少し出たはず。(小平に)タイムは近いが、そこを抜けきれない。勝ちきれないのが弱さ」

ともに30代で、切磋琢磨(せっさたくま)できる存在が身近にいることについて「私の中に奈緒さんという目標がある。すごく刺激だし、同じ年代としてまだまだ頑張っていきたい」と前を向いた。