コカ・コーラが逆転でソニーを下して、6年ぶり4度目の優勝を果たした。

11月初旬の全日本社会人ホッケー選手権決勝と同じ対戦を制し、2冠を達成した。第1クオーター(Q)に先制を許したものの、第3Q9分のペナルティーコーナーを藤林千子が押し込んで同点に追いつくと、第4Q5分のペナルティーコーナーで、浅井悠由が決勝のゴールを決めた。

決勝ゴールを決めた浅井は、キーパーの左の足元を突いたシュートについて「監督からの指示通りです。狙ったところに決められてうれしかった」と笑顔で話した。

キャプテンの金藤祥子は「10年チームにいて、6年前は先輩に優勝させてもらった。この6年間ずっと日本リーグで優勝出来なくて、ずっと悔しい思いをしていた。今日やっと、自分がキャプテンとして日本リーグで優勝できて、自分としてもビックリするくらい気持ちがあふれてきました」と感無量の表情。12月には全日本ホッケー選手権が控える。金藤は「次、負けたら意味がないので、最後まで気を抜かないでやっていきたい」と3冠に照準を合わせて、意気込んだ。