18年平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の田中刑事(倉敷FSC)が26歳の誓いを立てた。

22日に誕生日を迎え、今大会が26歳として臨む初戦。8月に右膝を痛めてスタートしたシーズンとなっており「(26歳の目標は)ケガをしない。病気をしない。自分の体が回復しにくいと年々感じている。強化をさらにしていかないと、ケガが増えてくる」と話した。

この日、フリーの曲をかけての通しでは4回転ジャンプを回避。それでも演技後半にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させるなど、順調にステップを踏んでいる。練習では4回転サルコーも決めており「苦しかった分、できるものが少しずつ増えている。きっちりこの試合で見せていきたい」。全体の完成度にも目を向けながら、全力を尽くす。